小字北村商店
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地域固有性の発現による農業・農村の創造
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中塚雅也

農の6次産業化と地域振興
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自作チェーン除草機1

チェーン除草機を自作した.

 

 

これまでもチェーン除草機を使用していたが,
知人から借りて使用していたため,
微調整や材質にまで手を加えることができていなかった.

 

結局自作しないと,細かい部分までは改善できないということで作成することにした.

 


まず作成するためのベースとなる資料を調査.
結果,農業試験場において試験的に作成されたものを発見した.

 

結局水田における除草というのも,
かなしいかな機械除草機を導入すれば大方解決してしまうのだろうが,
(しかも約30万円の資本があれば容易に購入できる)
資金が乏しいこと及び作成が容易であることを理由にチェーン除草機を選択した.

 

 

参考資料におけるチェーン除草機は現場で実際に使用されているものから,
有望なものとして選定されたものから作成されている.

 

試験の結果として,最大で約70%減少させることに成功しているそうだ.
移植後3日目から5日間隔で合計5回の除草作業を実施.
除草所要時間は,約30分/10aである(記載されていないが,おそらく歩行時).

 

参考資料は以下に添付している資料である.
鳥取県「農業試験場で製作した「チェーン除草機」の特徴と除草効果」
(http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/707729/49-3-2.pdf)[2017/1/17参照]

 

 

資料内では「短軽」「長軽」「長重」の3種が紹介されている.

本資料を参考にスダレ式の短軽版を作成した.

 

これはできるだけ安価にすることと
「短軽」「長軽」では試験結果がほとんど変わらないことが理由である.

 

また資料では,アルミ製バーを使用したとのことであるが,
我々は作成するための作業用機械をほとんど持たないため,
アルミに穴を開けることは困難と判断し,塩ビパイプを代替品とした.

 


必要物)
塩ビパイプ 2m 約500円
スチールチェーン チェーン素子数7ケ*57個 約5000円
綿ひも 約2m50cm 約250円
測量用ひも 25cm*57個 約100円
合計約6000円である.

 

チェーン素子(チェーンの輪っか)
縦4cm*横2cm*太さ5.5mm

 

 

材料は自宅近くのホームセンターコメリにて購入.
チェーンは素子数各7ケに切断してもらい,57セットを購入した.

 

また塩ビパイプに穴を開ける必要があるが,
ドリルドライバを持っていないため,これもホームセンターDAIKIにて200円で借りた.
ドリルの先端部は太さ3.5mmのものを使用した.

 

 

作業工程)
1.塩ビパイプに3.5cm間隔で穴を開ける.
ドリルで穴を開けるにはパイプは滑るため,まず金槌と釘で小さな穴を開け,
その後ドリルドライバで穴を開けた.
2.測量用ひもを25cmずつ切り,それをパイプの穴に通す.
ひもは柔らかく,ひも単独で穴を通すのは困難なため,固めの針金を曲げ,
裁縫の要領で輪っかを作り,ひもを通した.その後,チェーンを取り付けた.
3.最後に綿ひもを結びつける.

すべての道具を準備し,試行錯誤しながら約4時間で完成した.

 

 

完成後,地面に接地させて引っ張ってみたが,参考資料にも記述されているように,
隣のチェーン間にほとんど隙間が生じないようになっている.

以前使用していたチェーン除草機では,チェーン間にどうしても隙間ができ,
それがどのような影響を及ぼしているかがわからなかった.

 

 

作成した感想として,
・塩ビパイプでよいのか.もっとよい材質があるのではないか.パイプが水に対して沈むかどうか.どの程度,沈む必要があるのか.除草時の水位はどの程度が適当だろうか.
・重量は適切か.除草機全体は10キロ程度ある.以前使用していたものよりも重い.水田では浮力で軽くはなるだろうが,果たして適当な重量だろうか.
・測量用ひもは25cmで適当だろうか.もう少し長短を検討してはどうだろうか.
・綿ひもの長さは適当か.引っ張りやすい長さを検討する必要がある.
・除草の日数間隔は適当か.検討する必要があるのではないか.もう少し除草回数を減少させられるのではないか.
・除草機を使用するために,より省力化できないか.深海用の釣竿が第一の検討対象,次は乗用もしくは歩行型田植機.

 

今年使用して改善する必要があると思われる.

 

 

| 農業技術 | 18:12 | comments(0) | - |
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